気味の例文や意味・使い方に関するQ&A

「気味」を含む文の意味

「気味」の使い方・例文

「気味」の類語とその違い

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Q:気味の悪さから動けないでいる彼は…」と読んだばかりで、混乱しています。「ないでいる」の使い方を説明できる人はいますか?何故「動いていない」が使われてないなんですか?
A: 3つの問題があって、

①動けない
②でいる
③ない+で+いる

①は、助動詞「ける」の可能の問題。
これを省いて、
「動かないでいる」でも、文法・語法ともに問題ないです。
ただ、意味が変わります。
原案は、動こうとしても動けないのですが、
「動かないでいる」は、その可能かどうかは無関係になります。
ですが、文章としては成立します。自然でもあります。

②「で+いる」は継続です。「読む」に対して「読んでいる」
英語での進行形に相当します。

「動けないでいる」を「動けない彼は」でも、可能です。意味も通ります。
ただニュアンスが変わります。動きがなくなることでもあります。
「動けない」から、「動かない」と、「ける」の可能をとってもいいです。
ただ、原案からは、どんどん、ニュアンスは離れていきますが。

③は、継続と否定の問題です。
ご質問は、「動いていない彼は」ではダメなのか?あるいは、それがむしろいいのでは?
ということかと。つまり、ここでは、①の可能をとって、②継続の別の形が提案されています。「て+いない」は、継続の否定です。

原文の「動かないでいる」は否定の継続
どっちも実質的に同じではあります。ですが、通常、この場合は、否定の継続が
採用されその方がネイティブにとっても違和感がない、ということです。
さらには可能を加えた、「動けないでいる」が、ふさわしいと原案の作者は考えた、
それについても違和感はありません。

もちろん、「動いていない彼は、」が文法的に正しくないわけではないのです。
ただ文例では、原文よりは違和感があります。

「動いていない時計を、どうしたものかと眺めていた」
「動かないでいる時計を、どうしたものかと眺めていた」

この2つだと、おそらく、「動いていない」を採用するのが多いと思います。
つまり、「でいる」に意志的要素を読み込むからかもしれません。

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