妬むの例文や意味・使い方に関するQ&A

「妬む」の類語とその違い

Q: 妬む(ねたむ) と 嫉妬する(しっとする) はどう違いますか?
A: まずは感覚的なところから。

これらの言葉から感じる私のざっくりとしたイメージは、嫉妬は少し恋愛感情が混じった時に使い、妬むは人の才能などに使う。
ただ、人の才能を妬む場合も、ある種恋愛感情ににた感じの時は嫉妬を使う。

で、調べてみました。
妬むは、よく並べて使う言葉として嫉みがあります。妬み、嫉み。

https://yahuhichi.com/archives/4512.html
ここにはこう書いてあります。
「自分にはなくて、相手が持っているものが対象で、感情の矛先が相手である時に”妬む”を使います。」
「自分が持っていない物事が対象で、感情の矛先が自分であるときに”嫉む”を使うのです。」

つまり、人の才能を羨む場合は、「妬み」で良さそうですね。
嫉妬は上記2つを含むので、例えば恋人の友人を嫉妬する場合は、恋人の友人と恋人が持っている関係性に妬み、自分と、恋人にそのような関係性がないことを嫉む。私が初めに思っていたような使い方でもなんとなく良さそうです。

ちなみに文藝春秋 高島俊男著「漢字と日本人」という興味深い本があります。そこには「漢語というのはおもしろいことばで、〜中略〜二つあつまって二音節のかたまりになって安定する。〜中略〜であるから、おなじような意味の単語を二つならべたことばが多い。」
上記の特徴から「嫉妬」と言うコバが出来上がっているんでしょうね。


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